ヴォルティススタジアム

【徳島vs横浜FC】試合フォトレポート:連敗を止められず。昇格の可能性がなくなる。

■2018明治安田生命J2リーグ第39節
10月28日(火)徳島 0-1 横浜FC(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,848人)
得点者:79’戸島章(横浜FC)
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リーグ戦も残り4試合。わずかなJ1昇格の可能性を残すためにも、勝利するしかないヴォルティス。
前節からシシーニョ、キムジョンピルに代わって、内田裕斗、藤原広太朗がスタメンに名を連ねた。

前半からボールポゼッションはできるものの、なかなか前線のバラルに入れることができず、シュートシーンも少ない展開。逆に前線の戸島をシンプルに使う横浜FCにヒヤリとされる場面を作られる。30分に藤原広太朗のビルドアップから前川が抜け出すシーンや33分のバラルの落としを杉本太郎が収めシュートを放つ場面もあったが、前半は膠着した状態で試合は進んだ。

ハーフタイム「積極的に戦っていこう!奪った後のボールを前向きに出していこう!」と選手たちを送り出したリカルド監督。
迎えた後半最初の決定機は54分。岩尾のサイドチェンジから表原が落としたボールを前川がダイレクトボレーでゴールを狙う完璧に崩した形だったが、シュートはGK南の正面を突いてしまう。74分には杉本に代えて切り札のピーターウタカを投入し勝負をかけるが、その直後、カウンターから警戒していたレアンドロドミンゲスの精度の高いクロスを、戸島に合わせられ先制を許してしまう。
どうしても勝点3が欲しいヴォルティスは杉本竜士、佐藤晃大を立て続けに投入。89分には前川がドリブルでエリア内まで切り込みバラルへラストパスを送る決定機を作るが、バラスのシュートは枠を捉えられず。

決定機を決められず天を仰ぐバラル。

試合は結局0-1で終了。「まさに今日のゲームが一年間を表しているように思います(リカルド監督)」この結果、J1昇格の可能性が無くなってしまったが、「次節はアウェイでの難しいゲームですが、死に物狂いでやらないとこの悪い流れは断ち切れないと思うので、全員で勝利して帰ってきたいです(表原)」「一人でもさぼったら勝てません。その危機感を持って、チームが勝つために各自がやらなければいけないことを、全力で表現しなければいけない(内田)」と話すように、残り3試合、悪い流れを立ち切り、シーズンを良い終えるために、最後まで戦うことが求められる。

□試合フォト

(残り 113文字/全文: 1156文字)

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