ヴォルティススタジアム

【徳島vs大宮】フォトレポート:前川と岩尾のゴールで難敵・大宮に勝利。ウタカもデビュー戦で大きな存在感を見せる。

■2018明治安田生命J2リーグ 第24節
7月21日(土)徳島 2-1 大宮(19:00KICK OFF/鳴門大塚/5,801人)
得点者:56’前川大河(徳島)59’大前元紀(大宮)66’岩尾憲(徳島)
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前節、愛媛に痛い敗戦を喫したヴォルティスは、ここ8試合負けしの好調・大宮をホームに迎えた一戦。

スタメンには、加入後初先発となるピーターウタカ、そして4試合ぶりに前川大河がスタメンに名を連ねた。
試合序盤から、最前線に入ったウタカが前線で起点となり、中盤やサイドの選手の上がる時間を作る。一方の大宮は早めに前線へボールを入れ、エース・大前を活かそうとする試合展開となる。

前線で起点となるウタカ

28分にはパスミスからの大宮・茨田のシュートはポストに当たり肝を冷やす場面もあったが、29分には島屋のクロスをウタカが落とし前川が強烈なシュート、32分には広瀬のクロスに島屋、35分には前川がミドル、39分にはカウンターから島屋のパスにウタカがワンフェイクからの強烈なシュートを放つも、相手GKの好守に防がれる。

試合を支配しながらも0-0で終わった前半を踏まえ、「もっと相手が嫌がるプレーをしていこう。もっとボールを速く動かしていくこと 」とリカルド監督から指示を受けた後半。
すると56分、島屋と岩尾のパス交換から、岩尾のスルーパスに抜け出した前川が左足の強烈シュート!これが決まり徳島が先制する。しかし直後の59分、左サイドからのアーリークロスを大前に決められ同点に追い付かれてしまう。

ゴール後、ゴール裏のサポーターのもとへ駆け寄る前川大河

一進一退の攻防が続く中、試合を決めたのはこの男だった。66分、相手DFからボールを奪ったウタカが、オーバーラップしてきた岩尾へ走るコースを開けた上での絶妙なパスを出す。このパスに抜け出した岩尾が相手DFを冷静にかわしてシュート!再び徳島が突き放す。

ゴール後、岩尾のもとへ駆け寄る選手たち

71分にはこの日2度目となる茨田のシュートがポストに当たるなど、大宮もシモビッチやマルセロトスカーノを投入し攻勢に出るが、徳島も粘り強い対応でゴールを許さない。
結局、大宮の反撃をしのいだヴォルティスが2―1で勝利。難敵大宮を下し、後半戦巻き返しに向けて大きな1勝を挙げた。

□試合フォト

試合前、西日本豪雨の犠牲者へ黙とうが捧げられた。

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