ヴォルティススタジアム

【ユース】プレミアリーグ参入には届かず。「1,2年生は来年必ずまたここに戻ってこよう。この悔しさを忘れないように。胸を張って帰ろう(羽地監督)」

■12月17日(日)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグ参入戦 決勝戦
徳島ヴォルティスユース 1-5 流通経済大学付属柏高校(14:00KICKOFF @広島広域公園 第一球技場)

クラブ初となるプレミアリーグへの参入に向けて戦ったユース

【メンバー】
GK 1 乾 智樹
DF6 久次米 啓吾
DF16 前田 智基
DF18 久米 航太郎
MF2 市川 健志郎
MF7 桒原 呂偉
MF10 藤原 志龍
MF11 山田 誠人
MF15 八木 祐哉
MF23 松原 蓮
FW9 岩佐 瞭希

GK 田原 宙
DF3 佐藤 優樹
MF8 前田 波嶺
MF 13 高橋 友希
MF 14 島田 祥希
MF19 曽根 嵩之
MF 24 澤崎 凌大
森田 凜
吉本 勇気
福田 将志

【レポート】
クラブ初のプレミア参入戦で1回戦を突破し、決勝戦に進んだ徳島ヴォルティスユース。本日広島広域公園 第一球技場にて14:00キックオフで流通経済大学付属柏高校とプレミアリーグ参入を懸けての試合に臨みました。
雪がちらつく中、同会場で行われた1回戦の前橋育英高校vsジュビロ磐田U-18がPK戦まで進んだ関係でその熱が冷めやらぬ雰囲気でキックオフ。

雪がちらつく中でのキックオフ

決勝戦独特な雰囲気でキックオフしたゲームは立ち上がりからゲームが動きます。相手のファーストシュート、ペナルティエリア外距離がある位置から思い切ったミドルシュートが決まってしまい、先制されてしまいます。試合後、羽地監督が「うちにとってはアンラッキーだった」という、早々から追いかける展開となってしまったものの、自分たちのサッカーを変えずに、GKからしっかりボールを動かしてゴールに迫ります。
そして、徐々に空気にも慣れてきた13分。後方から相手を一枚ずつはがしていき、ペナルティエリア外の八木(#15)が見事なミドルシュート!バーに当たったシュートが入り、すぐに同点に追いつきます。
その後も、前からのプレッシャーに対して丁寧につなぎ、時折藤原(#10)が魅せるドリブルに観客席がどよめきが起こるなど、会場の空気含めて試合を支配します。

同点ゴールに喜ぶ選手たち

しかし、そこからインターハイ王者の底力を見せつけられます。徳島のリズムになりかけたところ24分にシンプルなフィジカルを生かした攻撃からワンチャンスを仕留められ勝ち越しを許すと、1回戦にPK戦まで戦っている影響からか前半から積極的に選手交代を使いながら、40分にはCKから打点の高いヘディングを叩き込まれ1-3とリードされて前半を折り返します。

ハーフタイム、羽地監督は「相手のプレッシャーに対して冷静に続けていくこと。2点のビハインド、失うものはないぞ!積極的にプレーして、この状況を楽しもう。みんなならやれるぞ!」と選手たちの背中を押して送り出します。2枚の選手を替え、フォーメーションも3バックから4バックへ、1トップから2トップへ変更して状況を打破しにいきます。

しかし、後半に入っても状況は変わらず。相手の迫力あるプレッシャーにビルドアップがうまくいかず防戦一方に。71分に流れからサイドを崩され失点、75分にもDFラインでボールを奪われ連続失点。リードを4点に広げられます。
その後も選手交代をしながら状況打破を図りますが、なかなか状況を変えられず。最終的に相手のシュート31本に対して、シュート3本という力の差を見せつけられた形での敗戦となりました。

試合後は悔しさを見せた選手たち。ロッカールームで、羽地監督は「1,2年生は来年必ずまたここに戻ってこよう。この悔しさを忘れないように。胸を張って帰ろう」と選手たちに声をかけていました。

これで来年のプレミアリーグ参入はかなわなかったものの、クラブ初のこの2試合は、1,2年生中心のチームにとって大きな財産となったはずです。この経験を生かして、羽地監督の言葉通り、また来年一年間プリンスリーグを戦いこの舞台に戻って来てもらいたいです。

そして今日の試合が最後の試合となった3年生。キャプテンの(#7)桒原は3年間を振り返って「徳島ヴォルティスユースで良かった」とコメントを残しました。今シーズンは人数が少ない最終学年としてチームを引っ張ってきました。3年間、本当にお疲れ様でした!!

徳島ヴォルティスユースを1年間応援いただいた皆様、1シーズン通して多大なるご支援とご声援ありがとうございました!!

【コメント】
○羽地登志晃監督

ベンチから戦況を見つめる羽地監督含めスタッフ陣もともに戦った

「立ち上がり、たぶん相手が狙っていたファーストシュートがああいう形で入ってしまい、後手を踏んだ形になりましたが、良く自分たちの形で追いつきました。徐々に相手のタフなディフェンスで相手の土俵に持ち込まれて、流れが悪くなって失点を重ねてしまいました」

Q.自分たちの流れの時に失点をしてしまいました
「それがサッカーであり、自分たちの実力ということです。それを受け止め、受け入れて次に進みたいと思います」

Q.後半の立ち上がりから2人を替えましたが、どういった狙いがありましたか?
「2点ビハインドだったので、攻撃的に行くしかないと。相手のマンツーマン気味なディフェンスを少しかく乱する意味でシステムも、人も変えたんですが、相手もさすがの対応力がありましたし、まだまだこちらが力不足だったと思います」

Q.若いチームながらうまく試合を運んだ時間帯もありましたが、今後に向けて一言。
「今まで取り組んできたことは間違っていないと思いますし、これ以上に技術と駆け引きの部分を伸ばしていくこと。こういったタフな相手に対してはカテゴリーが上がるほど強くなっていくということを、本人たちが一番思い知られたと思うので、僕ら指導者も一緒に強くなっていきたいと思います」

○桒原呂偉選手
「前半は自分たちのサッカーが出来ていたと思いますし手ごたえは感じられた部分もありましたが、後半は相手のサッカーに飲まれたという感じでした。
この2試合は相手のレベルも高くて、サッカーが楽しかったですがやっぱり最後に勝ちたかったです。
3年間、徳島ヴォルティスユースで良かったです。最後の年は3年生が少なかったですが、少ないながらチームを引っ張ってたと思います。
来年、1,2年生にはプリンス全勝で、プレミアリーグに上がってもらいたいです。
今日は応援してくれた人たちにも情けない試合をしてしまって申し訳ない気持ちですが、来年は今年より絶対強いと思うので楽しみにしていてください!そして、1年間応援ありがとうございました!」

藤原(#10)は激しいマークに合い力を存分には発揮できず

○藤原志龍選手
「相手のプレッシャーは早かった中で、任されてる部分で力を出せなかったこと、勝利に貢献できなかったことがただただ情けないです。
アシストにはなりましたが、みんなに得点を求められていたと思いますし、決められなかったことが情けないです。
今日の経験を生かして、練習から球際の強さや攻守の切り替えを意識してやっていかないとこういった高いレベルでは戦っていけないと思いました。
この2試合、攻撃面で崩せた場面は何度かあったので、そこを磨いて回数を増やせるようにしていきたいです。
来年またここにきて、次は絶対に2つ勝ってプレミアリーグに上がりたいです」

久米(#18)がハードワークし対応するも迫力ある攻撃を止められず

○久米航太郎選手
「強かったですね。球際やヘディングの強さだったり一体感を感じました。そのパワーに押されて、特に後半は全然自分たちのプレーが出来ませんでした。
自分たちが今年取り組んできた後ろからつないでいくスタイルは、どんなチームでもやっていこうという感じでしたし、前半の途中までいい感じで出来ましたしそれで同点にも追いつけました。その部分は良かったと思います。
今年はまずは目標としていたプリンスリーグ四国優勝ということはできたのですが、もっと高い壁があることを実感したので、また来年頑張りたいと思います。
来年は自分たちが3年生になって、四国では全勝してまたこの舞台に戻ってこれるように頑張りたいです。」

一時同点となるゴールを決めた八木(#15)も奮闘するもチームを勝利には導けず

○八木祐哉選手
「前半早々に決められて、1点返せて途中までは自分たちのペースに持って行けたのですが、徐々にはまってきて後半もずっと相手の激しいプレッシャーで自分たちが何もできませんでした。力不足をすごく感じた試合でした。
得点のシーンは前半の早い時間帯でしたし、シュートに持っていくことだけを考えていました。シュートには自信があったので、うまく入って良かったです。
今のつなぐサッカーを磨いて、こういった激しいプレスの中でも相手をはがしていけるように、一人ひとりがもっとレベルアップすることが必要だと感じました。
ただ、ボールを握った中では出来ることが多かったので、そこは手ごたえとして掴むことが出来ました」

■試合フォト

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