ヴォルティススタジアム

【ユース】優勝は最終節へ持ち越し。

「みんなで勝って今日決めよう!」と監督に送り出される

■12月2日(土)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プリンスリーグ四国 第17節
徳島市立高校 2-2 徳島ヴォルティスユース(11:00KICKOFF @徳島スポーツビレッジ)

スターティングイレブン。注目の藤原志龍も先発

<メンバー>
GK1 乾 智樹
DF6 久次米 啓吾
DF16 前田 智基
DF18 久米 航太郎
MF2 市川 健志郎
→58分 MF8 前田 波嶺
MF7 桒原 呂偉
MF10 藤原 志龍
→67分 MF20 森田 凜
MF11 山田 誠人
MF15 八木 祐哉
MF23 松原 蓮
FW9 岩佐 瞭希
→HT MF19 曽根 嵩之

勝てば優勝のプレッシャーの中試合に臨む

羽地監督が「みんなで勝って今日決めよう!90分後にみんなで喜ぼう!」と送り出して始まったゲーム。雲一つない快晴も風が冷たく気温が低いコンディションの中、立ち上がりから球際に厳しいプレッシャーをかけてくる徳島市立高校に対し、DFラインからしっかりボールをつないで試合を支配しようとするヴォルティスユースという様相。
ゲームは立ち上がり早々に動きます。2分に10藤原志龍のスルーパスに左サイド11山田が深く抜け出しグラウンダーのクロス。中央で9岩佐が合わせて先制に成功。

前半早々に先制点。サイドを崩して岩佐(#9)が決めた!

早い時間の先制点に試合を優位に進めるヴォルティスユースは、その後も選手同士の距離感よくボールをつないで相手を押し込みます。攻撃から守備への切り替えの意識が高く、何度もチャンスを作り出しますが、決定機を作り出すまでには至りません。
守備では、何度かサイドを突破され、セットプレーを含めてピンチを招きますが耐えて前半は1-0とリードして折り返します。

失点後も選手をベンチから鼓舞する羽地監督

後半は頭から9岩佐に替えて19曽根を投入し臨みます。後半もゲームの流れは変わらず、ボールをつないで主導権を握るヴォルティスユース。その中で50分に追加点。攻撃で数多くボールに絡んでチャンスを作り出していた15八木のスルーパスに11山田が抜けだし、冷静に流し込んで追加点。リードを2点に広げます。

その後は縦に早い攻撃を仕掛けてくる徳島市立に押し込まれる時間が続きます。それでもカウンターからGKと1対1となるビッグチャンスを作り出すも決めきれず試合を決めきれず。
すると、71分にCKからヘディングで合わされ失点。1点差にされると、続けて76分にも中央を崩され流れの中から失点し同点にされてしまいます。
ベンチからは羽地監督から「あと15分もあるぞ!落ち着いて、いつも通り押し込んでいこう!」と声がかかるも、疲労もありなかなか押し込んでいくことが出来ず攻撃も単調になってしまいます。
負傷の影響で途中交代した藤原不在の影響もあり、ゴールを奪えずこのままタイムアップ。2-2の同点で試合終了し、他会場で2位の愛媛FCU-18が勝利したため、プリンスリーグ四国の優勝は最終節へ持ち越し。

同点で優勝は持ち越し。悔しがる選手たち

今日で優勝を決めたかったヴォルティスユースの選手たちはその悔しさを隠せない様子でしたが、しっかりと切り替えて次節、優勝を期待しましょう!
試合後の取材に応じた羽地監督は「やはり、決定機を決められないとサッカーはこうなってしまう。それでも負けていないし、今日勝って最終節が消化試合になってプレミアリーグ参入戦に臨むよりも良かったかもしれない。しっかり緊張感を持って最終戦勝ち取って次に進もうよ、と選手に伝えました。」と話していました。
2位の愛媛FCU-18とは勝点差2。得失点差は徳島ヴォルティスユースが+46で愛媛FCU-18が+40のため、引き分けでも愛媛FCU-18が最終節に6点差以上で勝利しない限りは優勝が決まります。

「次はしっかり勝って優勝します!」と挨拶した

来週は会場、キックオフ時間共に未定ですが、引き続き徳島ヴォルティスユースの応援をよろしくお願いいたします!

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プリンスリーグ四国の情報はこちら(JFA公式サイト)

■試合の様子

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