ヴォルティススタジアム

宮崎キャンプ4日目:長崎との練習試合は逆転勝利!リカルド監督「たくさん興味深いことがありました」

宮崎キャンプ4日目はV・ファーレン長崎との練習試合となり、新チーム立ち上げ後、初のJリーグチームとの対戦となりました。

V・ファーレン長崎との練習試合に臨む選手達

V・ファーレン長崎との練習試合に臨む選手達

12:00キックオフ (45分×3本)@KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園ラグビー場
徳島ヴォルティス 4(2-2、0-1、2-0)3 V・ファーレン長崎
得点者(徳島のみ)
1本目:43分川上エドオジョン智慧、45分+2渡大生
3本目:41分前川大河、43分佐藤晃大
※試合の結果はこちら(公式サイト)

円陣を組み選手達。練習試合は45分×3本の形でおこなわれた

円陣を組み選手達。練習試合は45分×3本の形でおこなわれた

1本目は、これまで取り組んできたコンセプト通り後方からパスを繋いで組み立てようとしますが、なかなか相手のプレッシャーを剥がすことが出来ず、6分と21分に失点をしてしまいます。
その後もなかなか自分たちの形を作り出すことが出来ませんが、終了間際の43分に右サイド深くえぐった広瀬選手のクロスに中央で川上選手が右足で丁寧に合わせ1点を返すと、45+2分にセットプレーのこぼれ球を川上選手がシュートし、それをゴール前にいた渡選手が押し込み同点に追い付き1本目は終了となります。

得意のドリブルの見せ場は少なかったものの、積極的に裏へ飛び出しボールを呼び込んだ松村選手。

得意のドリブルの見せ場は少なかったものの、積極的に裏へ飛び出しボールを呼び込んだ松村選手。

2本目も、相手のプレッシャーを受ける形は変わらず、9分に右サイドを突破されてそのままゴール前に侵入を許し、最後は1対1となったところをGK相澤選手が倒してしまいPKを取られ、これを決められて勝ち越しを許してしまいます。結局2本目はその1点を返すことが出来ず、合計2-3のビハインドの状況で3本目へ入ります。

2本目はアンカーの位置でもプレーした大﨑玲央選手

2本目はアンカーの位置でもプレーした大﨑玲央選手

石井選手は最後方から的確なコーチングでハイプレッシャーを指揮

石井選手は最後方から的確なコーチングでハイプレッシャーを指揮

激しいプレッシャーの中でもボールを失わないプレーも多かった杉本選手

激しいプレッシャーの中でもボールを失わないプレーも多かった杉本選手

3本目は、相手へのプレッシャーを更に強め相手陣内でボールを奪う回数が増え、ゲームを支配していきます。マイボールの時には2シャドーの形に入った前川選手、杉本選手が上手くパスを出し入れしてリズムを作り、徐々にフィニッシュまで行く回数が増えていきます。相手陣内でのプレーが続き、押し込む時間が長くなるとようやく41分に前川選手がミドルシュートを突き刺し同点に追い付くと、そのままの勢いで攻め続け、43分に馬渡選手の「有言実行」(昨日のコメント参照)の精度の高いCKを佐藤選手がヘディングで合わせ勝ち越します。

最後までチームとして勝利を目指した姿勢が勝ち越しゴールを呼び込み、4-3の逆転勝利となりました。

最後は佐藤選手のヘディングゴールで4-3の逆転勝利!

最後は佐藤選手のヘディングゴールで4-3の逆転勝利!

※練習後のリカルドロドリゲス監督のコメントをお届けしています。

試合前に高木監督に挨拶するリカルド監督。自身初となるJリーグチームとの試合になった。

〇リカルドロドリゲス監督
「(試合について)たくさん興味深いことがありました。いいプレスを掛けるキャパシティ(能力)がありましたし、相手陣でボールを奪い返すことができましたし、当然メンタル面でも常に勝ちへ向かうことができました。また相手がJ2相手ということで、監督としてもいい経験になりました。一歩目から高い位置からプレッシャーをかけて突破していくことが難しいことも知りました。ですが、最終的には非常にいい結論が自分の中で出せたと思います。

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