ヴォルティススタジアム

【C大阪vs徳島】レポート:終盤の反撃も届かず…。非常にもったいない敗戦。

■2016明治安田生命J2リーグ 第19節
6月19日(日)C大阪 3-2 徳島(19:04KICK OFF/金鳥スタ/8,464人)
得点者:25’杉本健勇(C大阪)49’ブルーノメネゲウ(C大阪)69’渡大生(徳島)73’ソウザ(C大阪)77’長谷川悠(徳島)
—————


もったいないゲーム。その一言に尽きる。1だったか3だったかは別にして、勝点の取れない試合などでは決してなかった。

その証拠に、サイドの内田裕斗と広瀬陸斗が高い位置へ侵攻してクロスを入れるという得意の形を繰り返し披露した後半途中からは完全に主導権を掌握。C大阪を肩で息する状態にまで追い込んでいたと言えよう。また実際、その形は2つのゴールにも結び付いた。69分に渡大生が挙げた追撃の1点目は内田のグラウンダークロスを中央で細かく繋いだところから生まれたし、再度追いすがった2点目も左サイド奥へ攻め入ったことで得たFKから。もちろんネットを揺らした渡と長谷川悠のフィニッシュも素晴らしかったが、それを生むベースとなったのが自分たちの持ち味であるサイドからの攻撃であったのは間違いない。C大阪に対してもそれが十分通用することをヴォルティスはハッキリ示していたと言い切れる。

だからこそ余計にそれまでの戦いがもったいなかった。

(残り 1090文字/全文: 1638文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ