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【広島 0-2 大宮V】選択肢と決断と

本当に、本当に、ケガ人がでなくてよかった。日本のスボーツ大会史上、最大の惨事が起きるところだった。

もちろん、5月11日に起きた旗とそれを支えていたバトンの落下事故だ。もし、バックスタンドをオープンしているJリーグの試合や日本代表戦等で同じ事故が起きていたらと考えると、背筋が凍る。

クラブは素早く動き、すぐにスタジアムを所有している広島市と施工した大成建設の関係者に連絡。共同で現場検証を行い、原因究明に全力を尽くす意思を表明した。

再発防止のための対策は、原因が明確になったその上で最終決定されることになるが、「同じ場所で旗は掲揚しない」と仙田信吾社長は明言した。リスク管理を最大に行うことにより、5月15日の鹿島戦は行われる予定である。詳しくは、前の投稿である仙田信吾社長のインタビューをご覧いただきたい。

イベントは全て、安全が基本。安全が、観戦者の安心を生む。そのためにも原因究明と対策確立を明確に行い、今後のスタジアム運営を行っていただきたい。

監督・選手たちは試合に集中していて、この事故についても試合直後のタイミングでは明確な把握はできていない。なので、現時点で事故に関しては彼女たちからの発信はないが、それは致し方ない。

ここからは、試合について書いていきたい。


相手と形がピタリとはまる陣容。ラインを低くしてブロックをつくってからの速攻を仕掛ける大宮Vのやり方は、広島にとっては決して簡単なものではない。

とはいえ、立ち上がりからペースを握ったのは広島だった。2分、そして5分とチャンスをつくり、上野真実や小川愛がシュートを放つ。中嶋淑乃の左サイド、立花葉の右サイド、共にいい試合の入りを見せ、チャンスをつくっていた。

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