SIGMACLUBweb

松本泰志/パスレシーバー

キャンプの成否は、全てシーズン中に現れる。プレシーズンはあくまで「トレーニング」の一環であり、そこで成果を残したからといって、勝点は1点ももらえない。

ただ、キャンプで自信を手にできるかどうか、そこはシーズンを占う上で大きな分かれ道になる。思えば2019年、森島司はタイや鹿児島のキャンプでしっかりと結果を残していた。当時は大きな評価を得られたとは言えなかったが、その時に得た自信がシーズンでのブレイクに繋がったと言える。

2023年のトルコキャンプで「手応え」を感じさせてくれた選手の名前をあげるとすれば、松本泰志がすぐに浮かぶ。トレーニングマッチ5試合で3得点(事実上。1点はオフサイド判定だったが、確実にオンサイド)と結果を残した棚田遼も大きな可能性を見せてくれたが、松本泰志の活躍はチームとして様々な可能性を見せてまけた。

(残り 2340文字/全文: 2703文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ