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【トルコキャンプ参加中の仔熊たち】中島洋太朗/サラブレッド

広島ユースからトルコキャンプに参加している、もう一人の逸材は中島洋太朗だ。

父は中島浩司。2009年から2013年まで広島で活躍したボランチ(あるいはリベロ)であり、2012・13年の連覇にも貢献。今も広島に在住し、サッカー解説者として活躍している。

中島浩司はイビツァ・オシムとミハイロ・ペトロヴィッチ、2人の名将に高く評価されたテクニシャンだ。柔軟な発想と高い技術を駆使して後ろから試合をつくるゲームメイカー。青山敏弘のような1本のパスで相手の急所をえぐるというよりも、二手・三手先の展開を読んでパスワークを構築。そのクレバーさをオシムも、そしてミシャも愛した。

中島洋太朗は、彼の次男。2006年、中島浩司が当時所属していた千葉がナビスコカップ連覇を達成し、その中心として父が輝きを放っていた年に生を受けた。彼が生まれた4月22日、父はホームのフクダ電子アリーナで磐田戦にフル出場。勝点1を次男誕生に捧げている。

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