【広島 1-0 CSKAソフィア】スルーパス三昧とオフサイド地獄を乗り越えたゴール
立ち上がりから存在したオフサイド地獄
驚いたのは、ブルガリアからCSKAのサポーターが来て、大きな声でチームを鼓舞していたこと。そして、テレビカメラが6台設置され、中継車もスタンバイし、おそらくはインターネットテレビではあるのだろうが、LIVE中継されていたことだ。
確かに、トルコとブルガリアは隣接していて、飛行機では1時間(ソフィア→イスタンブール)、鉄道や自動車でも13時間強で行ける。ただそれでも、サポーターが国境を超えてやってくることも、テレビ中継のためにクルーを派遣することも簡単ではない。
つまりは、それほどのクラブということだ。現在、ブルガリアリーグで首位。1923年に創立され、リーグ優勝31回・カップ戦優勝21回という圧倒的な戦績を残すブルガリアトップのビッグクラブ。かつてヨーロッパ最優秀選手となったフリスト・ストイチコフ(柏でもプレー)を輩出したことでも知られている。
現時点でイスタンブールで行われるトレーニングマッチのチームこそ決まってはいないが、アンタルヤで行われる対戦相手としては、最も大きなクラブとのトレーニングマッチ。広島も彼らも調整途中であり、コンディション的にも大きな差はないと見ていい。
メンバーを見ると、相手は4-2-3-1の形で、1本目に多くの主力を起用していたが、完全な主力組とは言い難い。一方、広島のメンバーは以下のとおり。
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