広島はやはり、サイドでフットボールする／鳥栖戦に向けて

2021年07月01日 7時43分　
カテゴリ： SIGMACLUB NEWS • 紫熊戦士たちの物語
タグ : pickup • 柏好文 • 浅野雄也 • 藤井智也

週末の鳥栖戦に向けて、チームはしっかりとトレーニングできている。自分たちにフォーカスするところも、相手の対策も、じっくりと余裕をもってできている。

本来であれば常にこうあるべき。

連戦があったとしても最大で5連戦程度に留めるようにしないと、プレーの質も、選手たちの健康も、非常に危うい。

さて、チームは鳥栖の特徴を把握した上で、攻撃をどう仕掛けていくかに重点をおいて、水曜日はトレーニングメニューを組んでいた。どういう練習だったかは、ここでは触れまい。ただ、鳥栖はここまでリーグ最少失点のチーム（平均失点0.52）であり、アグレッシブかつソリッドな守備をベースに闘っている。前節の横浜ＦＭ戦こそ、2失点して負けてしまったが、複数失点は19戦目のこの試合が初めて。アグレッシブでアイディアのある攻撃が注目されているが、彼らの強みは間違いなく守備にある。

その組織的かつ堅い守備を崩すには、どうすればいいか。

（残り 2405文字／全文: 2803文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。