泥くさい得点と美しい決定機/広島4-0山形
山形戦も完勝だった。目立った決定的なシーンは山形にはほとんどなく(4本目に一つか二つかあったくらい)、広島は4点ではなく6〜7点くらい入ってもおかしくなかった。
1点目はドウグラス・ヴィエイラの積極的な守備によってボールを敵陣PA近くで奪いにいき、そこでこぼれたボールを川辺駿が繋いで、ジュニオール・サントスが豪快に決めた。
2点目は、今津佑太のロングキックに鮎川峻が反応し、ボールを拾われた後も積極的にプレスを仕掛けることによって相手のパスコースを限定させ、予測してインターセプトを決めた柏好文がそのままシュート。
3点目は山崎大地(練習生)のロングキックに満田誠(練習生)が反応。相手DFと激しく競り合った後のこぼれを永井龍が拾って、GKをかわしてゲット。
そして4点目は、藤井智也の左クロスに対して飛び込んだ満田が倒されてPK。それを満田がそのまま決めた。
特長としては、4点中3点がロングフィードからであり、2点が前線での激しい守備からだということ。磐田戦の時のドウグラス・ヴィエイラが決めたような華麗なパス回しからのゴールも、長沼洋一の時のような美しいクロスからのゴールでもなく、非常に泥くさい形でゴールを重ねた。
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