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【高円宮杯プレミアリーグFINAL】頂点を目指すトライアングル

 

 

あと1点で届いた得点王。京都戦の後半アディショナルタイム、PA内で広島の選手が倒されて微妙な判定となった時、思わず「PKだろ。大堀に蹴らせろ」と叫んでいた。

「あれがPKだったら?」

話を向けると「もちろん、蹴りに行きました」とエースは笑った。

2年生の頃から、得点感覚は図抜けていた。当時は明比や満田、仙波とFWにタレントが揃っていたこともあり、あるいは切り替えのところで問題を抱えていたこともあり、能力ほどの活躍はなかったが今年は堂々たるエース。特に最終戦、FINAL進出がかかった1位・2位直接対決の京都戦でチームを救うハットトリック。とりわけ前半の先制点は内容的に押されていただけに、どれほどの勇気をチームに与えたか。

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