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【第5節を終えて首位】まだまだ、好調とは言わないでおく。

筆者は毎月1回、NHK広島のラジオ番組「コイらじ」に出演している。もちろんテーマはサンフレッチェ広島だ。

4月2日、生放送で出演した時、MCの森光七彩さんに「サンフレッチェ、今季は好調ですね」と言われた。ただその時、素直に「そうですね」とは言えなかったのだ。

もちろん、成績は素晴らしい。なにせ首位である。昨年は17試合で11ポイントしかとれなかったのに、今年は5試合で13ポイント。5試合で1失点という圧倒的な守備の堅さは圧巻である。しかも相手が浦和・鹿島・川崎Fと個人能力もチームとしての力もあるチームだ。監督交代が発表された浦和は、広島に逆転負けしたことでリズムが狂い、勝てなくなったと言ってもいい。もし、あのまま1-0で終わっていれば、今の浦和ではなかっただろう。

しかし、例えばカープの開幕3連勝のように、相手を踏み潰すような強烈さは今のサンフレッチェにはない。苦しくて厳しくて、ギリギリのところで踏ん張り、凌いで凌いで、凌ぎきる。そういう戦い方を続けての勝利。それがここまでの広島だ。そういう戦い方によって勝点を積み重ねるのは決して悪いことではないし、誇らしくもある。だけど、城福監督はこういう戦い方をシーズン通して続けたいとは思っていない。

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