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新潟への旅、富山での寄り道

富山市役所近くの桜。妖艶。

 

新潟までの道程は、長い。コースタイムはGoogle マップ上では10時間10分。しかし、途中でのトイレ休暇や食事の時間は含まれていない。若い頃であれば、それでも時間の短縮は十分にできるが、年齢を重ねれば無理も無茶もできなくなる。

もちろん、飛行機(以前は広島からの直行便も出ていたが、今は伊丹空港からの発着)を使ったり、新幹線(広島→東京→新潟)であれば体力も楽だ。それでも6時間くらいはかかってしまうのだが、クルマよりははるかに早く致着する。しかし、スタッフ2人が動くことによるコストは膨大だ。クルマであれば、人数が増えるほど1人あたりのコストは下がる。

コストをどう捉えるか。財政的な意味で考えるのが一般的ではあるが、フリーや零細企業のように1人にかかる負担が大きく幅広い業態になると「時間」という観点も求められる。どんな人間であっても時間は1日24時間しかない。有効に活用しないと仕事は前に進まない。

ただ、アウエイ遠征に関してはできる限り「財政」的な意味でのコストダウンを図りたいと考えている。そのためのクルマ移動であり、ディーゼル車の導入でもあった。そして、時間をかけて移動することにより、今まで気づかなかった日本という国の美しさ、楽しさにも気づかされた。それは、ホテルと駅、空港、スタジアムだけの往復ではわからない類のものである。

というわけで、ルヴァンカップ新潟戦のために、広島から新潟までの大移動である。

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