【コラム】坂本SD 10,000字インタビュー①
2016年8月よりスポーツダイレクターを務め、本年1月1日付けで代表取締役ゼネラルマネージャーに就任した坂本絋司さんに先月、2022シーズンを振り返っていただきました。
強化のトップとしてなにを思い、チームの歩みをどのように見つめていたのか。今後のビジョンを含め、じっくりと語られたインタビューを全6回に渡ってお届けします。
第1回は、「山口智監督が指揮を執る意味」。
*肩書は取材当時のもの、時制は現在に合わせています。
――スポーツダイレクター(SD)の立場から見て、昨季はどんな1年でしたか?
「そうですね……すごく学びや発見のある1年だったと思います。チームがこうなっていくだろうという確信は自分のなかにあったけど、実際1年というスパンで見たときに、取り組んできたことがこういうふうに結び付いてきたんだと新たな学びがあった。そういう意味では楽しかったですね」
――発見や学びとは、具体的にはどのようなことですか?
「山口智監督の体制となって初めてシーズンのスタートから臨んだなかで、もちろん彼がどういう人物であるか分かったうえで指揮を執ってもらっているわけだけど、それでもいい意味で監督・山口智に対する新たな発見がありました。貫くって大変なことだけど、最初勝てなかった時期も彼は取り組みを変えるつもりはないと言い、僕もそれを支持すると伝えていた。僕と監督のあいだではブレずにやり続けようと話していました。抽象的な言い方になりますが、クラブとして上に行くために絶対乗り越えなければならない道を去年僕らは選んだ。それってすごく怖いことだし、勝てなければ批判も受けるけど、それでもトライし続けた。これだけ貫いた1年はなかなかなかったから、僕のなかで発見や学ぶところがありました」
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