縦に紡ぎし湘南の

【コトノハ】小野田将人「一人ひとりの一歩二歩の差が、11人になって大きな差になる」

鮮烈なデビューと評していいだろう。第4節仙台戦、先発でJリーグ初出場を記した小野田将人は43分、左サイドをドリブルで駆け上がり、外に開いた山﨑凌吾へいったん預け、ゴール前に走り込んだ。そうして山﨑の折り返しに応え、J初ゴールを挙げて均衡を破った。

新加入の22歳がくだんのシーンを振り返る。
「(杉岡)大暉からボールをもらっていい形で加速して上がっていきました。最初はなかにドリブルして仕掛けようかなと思っていたんですけど、相手DFがだいぶ絞っていましたし、山﨑選手が外に行ったのは分かっていたので、シンプルに使ってそのまま自分が入っていった。潰れてくれた選手がいたので、ぼくが走り込んだところが空き、自分が取ったというより取らせてもらった得点という印象が強いです」

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