【深化の轍】岡本拓也を巡る5つの小品
言葉は、不意に途切れた。
「2016年に悔しい想いをして、降格させてしまった責任をすごく感じたので、絶対J1に上げて――」
ひと呼吸おき、こみあげるものをなだめながら、ふたたび口を開く。
「――J1にリベンジしたいと思っていたので、まだリーグ戦はありますが、このチームでタイトルを取れてよかったなと思います」
降格と昇格を経てクラブ初のルヴァンカップを掲げた。脳裏にはこの3年間の道のりが巡ったのかもしれない。両の瞳にこぼれそうな光を湛えながら、岡本拓也の声は微かに震えていた。
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