【深化の轍】指揮官の言葉とともに振り返る1
褪せない活気が湘南らしい。連敗の渦中にあっても馬入の練習場の空気は淀みなく、つねと変わらぬ前向きなムードに満ちていた。
選手たちに目を遣りながら、指揮官は目を細めたものだ。
「なかなか勝てていないなかでも、試合に出ていようがいまいが、うちの選手たちは自分たちに矢印を向けている。それはほんとうにありがたいなと思う」
そして、こう続けた。
「そういう気持ちになっているあいつらに応えなければいけないと思う。自分たちのほうに矢印が向いているだけに、なんとかしてやりたい。彼らの気持ちに応えてあげたい」
道のりはしかし、険しかった。
(残り 1745文字/全文: 2003文字)
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