縦に紡ぎし湘南の

【神戸vs湘南】レポート:許した先制点と、奪えなかった得点と。

■2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第4節
7月17日(日)神戸 2-0 湘南(18:04KICK OFF/ノエスタ/13,076人)
得点者:13’渡邉千真(神戸)78’レアンドロ(神戸)
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クロスやシュートを重ね、ゴールに迫った立ち上がりの一連に、前節の鳥栖戦の反省が浮かぶ。彼らの入りは前向きで潔い。だが神戸もさるもの、湘南の攻勢の間隙を縫って好機をつくり、右サイドから逆へと流れた折り返しを渡邉千真が仕留める。キックオフから程ない13分、針の穴を通すような一撃だ。

なかなか得点を奪えていない現状を思えば、相手の先制点はいかにも重い。それでも、神戸の寄せの隙を縫い、湘南は意欲をそのままに攻め立てた。端戸仁や下田北斗は技術を示し、途中出場の岡本拓也は入って早々ゴール前まで攻め上がるなどモビリティを高めた。下田の裏へのパスに菊池大介が抜け出し、また後半には、高山薫のクロスに途中出場のウェズレーが好機を迎えてもいた。

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