縦に紡ぎし湘南の

【日々の景色】Jサテライトリーグ新潟戦は7-1の快勝。「湘南らしさを出すことができた」。

1-0の勝利を収めたJ1第16節磐田戦の翌日、湘南は新潟とサテライトリーグを戦った。ボールを動かしながら前向きにゴールへと向かうなか、24分に相手選手が退場すると攻勢はさらに増し、コーナーキックから山田直輝が仕留めた先制弾を機に畳みかけた。後半も失点はあったものの追加点を重ね、山根視来が3得点を挙げるなど7-1とし、馬入に訪れた多くのサポーターに勝利を届けた。

以下、山田直輝選手、大竹洋平選手、山根視来選手、神谷優太選手の試合後のコメント。

●山田直輝選手
ひとり少なくなる前から湘南のよさは出ていたし、結果的にひとり少なくなってたくさん点が入りましたけど、相手が少なくなっても、何点入っても、湘南らしさを出すことができていた。いろんなバリエーションで得点できたのもよかったと思います。公式戦に出ていなくても試合勘を持てるトレーニング設定が普段からされているので、その分きついですけど、そのおかげでこういう試合もしっかり気を緩めずにできるのだと思う。チャンスが来るのを待っていますし、チャンスが来たときにチームをよくできるように、いまできることをやっています。

●大竹洋平選手
自分たちでやろうとすることを、相手が退場する前からやれていた。その流れでひとり退場して、そこからいい時間に1点入って、畳みかけることができた。ああいう展開に持っていけたのは、相手がひとり少ないからということではなく、自分たちがやるべきことをやれていたからかなと思います。最近チームも勝っているし、みんな自信を持ってやれていると感じる。(ゴールについて、惜しいシュートもあったが)マジ狙ってたんですけどね。あれも枠に入れたかったですけど、でもシュートまで持っていくシーンはつくれていたので、もっとつくりたい。もう少しチャンスをつくれればという想いはあるけど、チームとして結果を出せたことはよかったと思います。(自身について)続けてやることが今後に繋がると思うので、この苦しい時期に何ができるかだと思う。練習試合から結果を出していくことが今後に繋がっていくと思うので、意識してやっていきたいです。(磐田戦を受けて)自分もやらなきゃと思うし、自分が出てもやれるという気持ちで準備しているので、チャンスが来たときにしっかり結果を出せるようにしたい。

●山根視来選手
(ハットトリックについて)それ以外なにもしてないので素直に喜べないです。前半、普段とは違う右サイドで出て、大事にしようとしすぎて、トラップしたときにボールを真ん中に置きすぎて狙われるシーンがあった。後半ファーストタッチを動かそうと思ってやったら少しうまく入れましたが、複数のポジションができないとダメだなと思います。(シュートについて)全体練習後に最近よく巻きシュートを練習しているので、決まってよかったです。

●神谷優太選手
今日は攻撃参加をとくに意識していました。あとはゴールですけど、攻撃参加のタイミングは合ってきたと思いますし、守備のところもしっかり帰れますし、体力的な問題はまた練習で付けていきたいと思います。またメンタル的な部分で、ミスしたあとにいかにやっていけるかはいま自分の課題だと思うので、ミスしたあとでも堂々とプレーするところを意識しながらやっていけたらと思います。(チームトップの5本のシュートを記録したが)打っていくことが大事だと思うんですけど、やっぱりそのなかでも正確性をもう少し上げていければと思います。練習では入っているので、試合でも決めていきたい。(惜しいフリーキックもあったが)球の速さと高さはOKだと思うので、あとはコースだけ。風も計算したんですけど思ったより吹いていなかったので(笑)そこはもう少し計算してプレーできたらいいかなと思います。蹴っていいですかと話したら洋平さんもいいよと言ってくれたので、自信があったので蹴らせてもらいましたけど、ああいうところでもっと決められるように、公式戦でもいつでも蹴れるように準備していこうと思います。(磐田戦を受けて)チームが勝ったことは正直な気持ちほんとにうれしいんですけど、正直な気持ちをもうひとつ言うと出られなかったのは悔しかったですし、試合に出てもっとチームに貢献したかったなと思います。ファーストステージは残り1試合ですけど、これから夏場に入ってどれだけ勝利に絡めていけるかが大事だと思う。いま自分たちはひとつ抜けなければいけないところだと思うので、そこでもしっかり貢献していきたいなと思います。

reported by 隈元大吾

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