縦に紡ぎし湘南の

【G大阪vs湘南】レポート:スーパーゴールと随所に見止められる挑越

■2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第15節
5月29日(日)G大阪 3-3 湘南(14:04KICK OFF/吹田S/22,257人)
得点者:10’端戸仁(湘南)45+2’今野泰幸(G大阪)58’岩下敬輔(G大阪)68’下田北斗(湘南)82’宇佐美貴史(G大阪)84’下田北斗(湘南)
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思えば、今節を前に端戸仁が口にしたものだ。
「自分のなかで仙台戦の入りがよくなかったことをすごく反省していた。どんないいチームでも入りが悪いと試合が決まってしまうこともある。チームとしてしっかり入ろうという話をしていたなかで、名古屋戦は試合の入り方がすごくよかったと思う」

そうして迎えた今節、「今季いちばんいい入りができていた」指揮官も語ったように、彼らは立ち上がりから攻勢に出た。先制機は間もない。10分、左サイド深くを突いた奈良輪雄太のクロスの先で、端戸が利き足とは逆の右を鮮やかに振り抜く。2人3人と相手を囲んで奪った守から攻への端緒をはじめ、球際や切り替えで湘南は先手を取っていた。

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