【コトノハ】武田英二郎「ずっと変わらずにやれている」

武田英二郎選手(右から2人目)
今季初出場を先発で記したヤマザキナビスコカップ前節の大宮戦、試合後の武田英二郎の表情は冴えなかった。0-1で敗れたくだんの試合をあらためて振り返りつつ、こう語る。
「個人的に言えば、リーグ戦でベンチには入っているけど試合には出られていないなかで、やはりナビスコでチームを勝たせることができたら大きいと思うんです。こういう状況でチームを勝たせるプレー、当たり前ですけど戦うこととか点に繋がることとか、チャンスをもらえればそういうプレーで存在感を出したいなと思います」
勝利の遠い状況下、しかし思うところが武田にはある。
「このあいだは正直、鹿島に対して完敗だったと思いますけど、チームとして去年と今年に差があるとは思わない。勝てていないわけだからいい状態ではないかもしれないですけど、悲観することはないし、リーグ戦はまだ残り27試合、力があれば降格圏は抜けられると思う。曺さんは絶対ブレないし選手もついていくし、このチームはブレることがないと思うので、自信を失わずに自分たちを信じてやることがいちばんだと思います」
冷静な視点とともに、さらに言葉を継ぐ。
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