縦に紡ぎし湘南の

【アカデミー通信】時崎悠監督「選手たちは1試合ごとに成長していると思う」

ユース
6月14日、クラブユース選手権関東2次予選が各地で行なわれ、湘南は千葉と対戦し、1-1で決着した。引き分けてなお決勝トーナメント進出の可能性を残していたが、その後の他会場の結果を踏まえ、予選リーグ敗退となった。試合後、時崎悠監督に話を聞いた。

――今日の試合について聞かせてください。
「初戦の東京ヴェルディ戦でアディショナルタイムに取られて負けたり、柏レイソル戦では前半に退場者を出したりと、自分たちで崩れて失点し、勝点を逃がしてしまう形がすごく多かったので、今日はそういうことがないように、ひともボールも前向きに動いていくサッカーをしていこうと臨みました。でも僕らは勝たなければいけない状況のなかで、思った以上にプレッシャーがあったのか、前半はよくなかった。ピッチでエネルギーをあまり出せていなかったです」

――前半先制されながらもすぐに追いつき、後半は攻勢に転じました。ハーフタイムには選手たちにどのような話を?
「前半に不足していたことを後半はもっとやっていこうと、厳しく言いました」

――大会を通じて感じたこと、課題を含めて教えてください。
「今日のゲームでもそうでしたけど、サイドにボールを入れてからどうしていくのかとか、ゴールに向かっていく最後の力強さや怖さが足りない。だから攻めているようでシュートも撃てていない。そこは課題かなと思うので、みんなで上げていきたいと思います。ただ、選手たちは1試合ごとに成長していると思うし、ここもひとつの通過点だと思う。今回、公式戦でレイソルやヴェルディと戦ったなかで、選手は成長していると僕は思います」

――今後に向けて、思うところをあらためて聞かせてください。
「この通過点を次にどのように繋げていかなければならないか、今日も考えさせられるゲームだったと思います。感じたものを活かし、練習で僕がしっかりフィードバックしていき、選手それぞれの成長を促していきたいと思います」

――ありがとうございました。

reported by 隈元大吾

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