縦に紡ぎし湘南の

【ミニインタビュー】第11回:高山薫選手「残留ではなく、上位を狙う気持ち」

日々精力的にトレーニングに励んでいる選手たち。始動からトルコキャンプへ向かうまでのあいだに伺ったそれぞれの言葉を、新加入選手を中心にお届けします。最終回は高山薫選手の声です。
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Q:柏に移籍した昨季、どんなことを得ましたか?
「レイソルには勝ち切るメンタリティがあったと思いますし、すごいなと感じました。開幕からスタメンで出してもらい、とくにはじめのうちは、自分が来てこのチームが勝てなくなったら嫌だなという想いもありました」

Q:ポジションもいろいろ経験しました。
「はい、4バックのサイドバックもやりましたし、右サイドでもプレーしたし、たくさんやりましたよね。難しいなと思うポジションもあったんですけど、でもそれも含めていい経験でした」

Q:湘南の試合は観ていましたか?
「大事な試合や興味深いカードはよく観ていました。シーズン前半の松本戦や千葉戦など印象に残っています」

Q:湘南のサッカーを客観的にどう見ていましたか?
「昨季は僕がいた2年前からメンバーもけっこう変わっていましたが、レベルアップしてすごくいいチームだと率直に感じていました。あのサッカーをされたらJ1のチームも嫌だと思うし、絶対J1で戦えると思いました」

Q:高山選手自身いろんな経験を積み、今季プロ5年目を迎えます。
「湘南に入った1年目、最初はメンバーに入れるかも分からず、まずはベンチに入らなければと思っていました。ベンチに入ったら次は試合に出ることを目標にして、去年はしっかりスタメンで出ることを意識して臨みました。その意味では、ぼくも徐々にステップアップできているのかなと思います。今年は残留ではなく、上位を狙う気持ちです」

Q:今季はナビスコカップが入るなどタフな日程になりますが、昨季の経験も踏まえ、その点についてはどう考えていますか?
「昨季も連戦をたくさん経験しましたが、しっかりコンディションを整えて臨めば大丈夫です」

Q:今季に向けて想いを聞かせてください。
「湘南なら行けるという想いもありますし、ぼくはもう、全力でやるだけです。自分のできることを精一杯やることが今年とても大事だと思っています」

*今季のオフィシャルハンドブックには、高山選手と永木亮太選手の対談も収録されています。2月22日(日)開催の「ベルマーレワンダーランド2015」にて発売予定。お楽しみに!

reported by 隈元大吾

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