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☆☆☆無料記事☆☆☆「久々の敗戦から何を学ぶのか」【マッチレビュー】~明治安田生命J1リーグ第2節vsガンバ大阪~

昨季から続いていた無敗が10試合でストップ。守備の使い分けが整理されたG大阪にゲームをコントロールされ、75分にPKで失点し、これが決勝点に。わずかシュート3本に終わり、松橋力蔵監督は「守備よりチャンスを作れなかったことが課題」と、攻撃サッカーの質をしっかり高めていくことを誓った。

明治安田生命J1リーグ第2節/ガンバ大阪 1-0 アルビレックス新潟
■2024年3月2日@パナソニックスタジアム吹田
■得点者/[G大阪]宇佐美貴史実(75分=PK)、[新潟]なし

■自分たちの流れを作り出せないまま

パナスタに乗り込んだ新潟は高木善朗がトップ下に入る4-2-3-1で布陣。高木、早川史哉、島田譲、そして今季新加入の長谷川元希が今季初先発となった。ホームのG大阪は4-2-3-1で試合のキックオフを迎えた。

前からプレッシャーを掛けてくるG大阪に対し、序盤から自陣での応戦が続く。5分にファン・アラーノ、14分に宇佐美とCKの流れから際どいシュートを打たれるが、集中して守備をする新潟。前節・鳥栖戦のような立ち上がりの失点はなく、20分を過ぎるころにはG大阪の前からのプレッシャーも落ち着いた。

しかし攻撃面では効果的に前進することができない。鳥栖戦のような背後を狙った動き出しに乏しく、サイドを変える長いボールも少なかった。25分、35分、43分と松田詠太郎がドリブルで仕掛けるが、攻撃の厚みを欠き、単発で決定機に至らない。前半はシュート0本で試合を折り返した。

後半は谷口海斗と高木が2トップ気味に連動して背後を狙う意識が前半に比べると強まったこともあり、攻撃に推進力が出てくる。70分には松田が長谷川元とのワンツーでペナルティエリア内からシュートを打つビッグチャンス。しかし、シュートはG大阪GK一森純の正面を突いた。

直後の相手CKで、ペナルティエリア内での新井直人と倉田秋のCKの競り合いがVAR、オンフィールドレビューの結果、PKの判定に。宇佐美のゴール左へのキックをGK小島亨介も読んでいたがものの及ばず、75分に失点する。

新潟は松田の決定機前から準備していた3枚代え、さらに配球力に優れた堀米悠斗を送り込んで反撃を試みるが、引いてゴール前を固めたG大阪から得点を奪えず。0-1で試合終了のホイッスルを聞くことになった。

昨シーズンから続いていた無敗が10でストップした今節を、チームが強くなっていくためにどのように生かすか。スタイルの肝であるビルドアップをさらに鍛錬し、チームの目標に向かって力強く進み続けなければならない。

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