【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~第10節vsFC東京vol.5~「そう、まさに千葉ちゃんなんだよ」
後ろからボールをつないで前進し、ゴールを決める。新潟が追求するスタイルにおいて、パスとボールの動かし方は、文字通り核心部分になります。北條聡さんがパスの極意に迫るvol.5。手本となるキープレーヤーとして挙げるのが、ベテランの千葉和彦選手です。
■もっともっと近づいて
――長期離脱からの高木善朗選手の復帰は、チームがここからギアを上げ、レベルアップする重要なきっかけになるのは間違いありません。
「千葉和彦選手の復帰も大きいよね」
――第3節・札幌戦(△2-2)でハムストリングスを痛めた千葉選手でしたが、このFC東京戦で復帰を果たしました。サッカーをよく知る千葉選手が戻ってきたのは、心強い限りです。
「FC東京戦のDAZNの解説は水沼貴史さんだったじゃない。試合後、水沼さんもミックスまで降りてきて、千葉選手と話をしたらしいんだよ。千葉選手は水沼さんに、“先に失点して追う立場になると、どうしても相手を十分に引き付けてからのパスをやりにくくなる”と言っていたらしいんだよね。
強いチームというのは、相手の近くで守り、攻める。それが基本だと俺は思っていて。新潟が今、問われているところなんじゃないかな。
(残り 3924文字/全文: 4421文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ