ニイガタフットボールプレス

新春蹴球放談【笑門来福2023 feat.北條聡】~vol.7~「俺は楽しみにしているんだよ」

北條聡さんによる新春蹴球放談も完結編。6年ぶりのJ1で新潟のサッカーがどれだけ通用するかという問い、テーマに対して、北條さんは「楽しみにしているんだ」と答えます。長いシーズン、いろいろな難しさも予想される中、チャレンジし続けて「楽しみ」を形に変えていきましょう!

■手詰まりにならないように

――新潟のサッカーがJ1でどれだけ通用するのか。本当に楽しみです。

「たださ、俺的には去年のJ2で最もJ1での可能性を感じたのは熊本だったんだよ。もちろん、優勝した新潟も非常に良かったんだけれども。

何でかというと、熊本のボール回収する力なんだよね。今回の最初に話したように。熊本はポゼッションは52.9%でリーグで8番目と、あまり高くなかった。ちなみに1位は60.3%の新潟ね。

一方でボール奪取は断トツで熊本がリーグトップ。逆に新潟は6位だった。実際、リーグ戦でもけっこう手強かったじゃない。ホームでもアウェイでも新潟が勝ってはいるんだけれど。もし熊本が去年のメンバーで上がっていたら、けっこうやれていたと思う」

――新潟が築いてきたスタイルで戦うためには、J1でボールを握る力とつなぐ力をどう鍛えていくか、ということですね。

「そこが思うようにいかなかったとき、どうするかなんだよ。例えば去年の磐田は、なかなか手が見つからなかった。

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