ニイガタフットボールプレス

【聖籠ノート】数字が語る2022年のアルビレックスvol.2「保持するチームが非保持なとき」

ボールを保持するスタイルの構築は、2年前にアルベル監督(現FC東京監督)が着任したことで本格化した。さらに攻撃的に進化するために、松橋力蔵監督は非保持の状態を重視する。シーズン総括会見で示されたデータを手掛かりに、2022年のアルビの戦いをひも解いていくシリーズのvol.2は、表裏一体の攻守に迫る。

■その瞬間、休まない

ボールを保持しながら攻めたいアルビレックス新潟。そのスタイルの構築は、2年前、アルベル監督(現FC東京監督)の着任とともに本格化した。実際1年前、退任するアルベル監督による総括会見で主題的に語られたのも、リーグトップのボール保持率が示す新たなスタイルの浸透だった。

今回の総括会見で松橋力蔵監督は、保持したいチームが非保持のときのことから語り始めた。取り組んだ方法論は、前からのプレッシングである。

プレッシャーに行ったにもかかわらず、かわされ、ボールを運ばれてしまうことも当然、出てくる。その場合は帰陣するわけだが、その際のラインの高さを松橋監督は重視する。

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