【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~明治安田生命J2リーグ第34節vs大分トリニータ vol.5~「自信を持って行こう!」
シーズンも佳境に差し掛かったところで喫した惜敗は、今のチームに足りないものをあぶり出しました。昇格し、J1で戦い続けるためにも、しっかり向き合う必要があるのでは? と北條聡さん。辛口コメントは、チームがラストスパートするためのヒントそのものです。
■新潟の立ち位置
――ここからラストスパートあるのみですね。
「うん。スパートは必要。勝っていかないと。けが人はどうなの? 戻ってこれそうなの?」
――イッペイ・シノヅカ選手は先日の新潟医療福祉大学との練習試合でゴールも決めていますし、三戸舜介選手もトレーニングをこなせていますから、チームがラストスパートするきっかけにぜひともなってほしいです。
「イッペイ選手は一発があるから思いがけない形でヒーローになってくれそうだし、何といっても今シーズン前半の新潟は三戸選手と本間至恩選手(現クルブ・ブルッヘ)の両ウイングでリーグを席巻していたからね。三戸選手が復帰とあれば、非常に明るい話題だよ。
センターバックに関しては、トーマス・デン選手が試合に絡むようになったことが夏の補強のような効果を果たしている。それまでもセンターバックに関しては田上大地選手、早川史哉選手もローテーション的に起用されていて、舞行龍選手、千葉和彦選手の4人でフルセットで代えられるだけの質と量があった。ここにデン選手が加わることで、確実に厚みが増しているよね。
今回、大分に負けてしまったけれど、そもそも俺は今シーズンの自動昇格の本命が大分だと思っていたんだよ。それくらいのポテンシャルがある相手だから、決して負けて悲観するようなことじゃない」
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