ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~明治安田生命J2リーグ第34節vs大分トリニータ vol.1~「ぐぬぬ…な3点セット」

シーズンも佳境に差し掛かったところで喫した惜敗は、今のチームに足りないものをあぶり出しました。昇格し、J1で戦い続けるためにも、しっかり向き合う必要があるのでは? と北條聡さん。辛口コメントは、チームがラストスパートするためのヒントそのものです。

■その戦い方、完全なる新潟仕様

――黄色信号ですか?

「ですかね」

――ええーーー!!! 「いやあ、大丈夫だよ! だーっはっはっ(笑)」と言ってくれると思っていたのに!!!

「負けたタイミングで俺が話をするのって、もしかすると今回が初めてじゃない? 何だかさ、後半戦になってからあまり良くないんだよ、新潟が。けがや(本間)至恩選手(現クルブ・ブルッヘ)の移籍で人繰りの難しさがあるのは分かるんだけどさ」

――このまま2位以内をキープしてフィニッシュしたいです!!!

「逃げ切りたいのは分かる。だけど、なかなか厄介なチームとの対戦を残していると思うんだ。負けないまでも、引き分ける可能性は十分に考えられる。

今季の新潟が今この順位にいるのは、下位チームにしっかり勝っていることが大きいんだよね。とはいえ、シーズン後半に入ってからの上位チームとの戦いは正直、良くない」

――うわーーー!!! やっぱり至恩選手が移籍した影響が大きいのでしょうか?

「それもあるんだけど、それだけじゃないんだよ。今は鈴木孝司選手がけがをしているし、その前は谷口海斗選手がコンディション不良で離脱していたのもある。

だけど一番は、対戦相手が完全に新潟仕様の戦い方をしてくるようになったわけ。後半戦は。特に上位チームが。それにはまっている感が強い。

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