ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】~高木善朗インタビュー~vol.3「成長すること」

J1昇格に向かって突き進むチームにあって、やはり33番の存在は別格だ。最高のパスで、シュートでアルビをけん引するプレーメーカーに、自身、そしてチームの「現在地」を聞いた。そのパフォーマンスは、新潟5年目の必然でもある。

■新潟に暮らし、サッカーをする

――チームが成長し続けているというのは、今季の新潟のキーポイントです。先日、聖籠で練習取材したときの、善朗選手の『(本間)至恩(現クルブ・ブルッヘ)が移籍したから攻撃力が落ちたと見られたくないし、そういう思いがプラスに働いている』というコメントが、とても印象的でした。

「至恩のためにも、僕らはもっと強くならないといけないです。あいつは今、本当にすごいチャレンジをしているところで、それなのにもしチームが苦戦したり勝てなくなってしまったら、『もう半年、アルビに残っていればよかった』と思わせてしまうじゃないですか。そうしたくはないですからね。

至恩は新潟で愛された選手です。だったらあいつのチャレンジ精神を、新潟からもっと刺激するくらいじゃないと。そういう意味でも、チームは強くなったと思います」

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