ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第27節・ツエーゲン金沢戦vol.1~「ニイガタ未体験ゾーン」

一歩ずつ、目標に近づいている――。そう実感させてくれるチームの戦いぶりに、サッカーの成熟を感じると成岡翔さん。さらなるイメージが膨らんでいるようです!

■このサッカーを始めたときから

――今回の金沢戦(第27節〇3-0)、それからその前の山口戦(第26節〇3-1)を見て、チームがこのリーグから抜け出し始めているのでは、と感じます。順位や勝点数としても明らかではあるのですが。サッカー的なところで実感できるというか。

「まったくその通りですね。サッカーに、上に立つチームの雰囲気があります。金沢戦も、2点目を取って後半の途中くらいから『大丈夫だな』と結果が見えてくるような、安心感のある完勝でした」

――目指すのは自動昇格圏内であって、プレーオフ圏内ではない。それくらい、地力が付いてきた印象です。

「今回に関しては、少し金沢に物足りなさも感じました。これは前にも言ったことですが、新潟からすれば、今から『自分たちはJ1の19位』という意識でやっていってほしいんですけど、その位置づけでサッカーを追求していくためにも、もう少し金沢にやってほしかった。ぜいたくな悩みなんですけど」

――試合後の柳下正明監督も、少し残念そうでしたよね。

「新潟を倒すために、金沢が準備してきたものが絶対にあったはずです。だから、なおさらヤンツーさん的には納得いかないゲームになってしまったんじゃないかな」

――何も出してないじゃないか、という。

「新潟が出させなかったという面も、もちろんあると思います。クオリティが高かったし、3点を取って失点もゼロで勝つというのは、なかなか力がないとできないことなので」

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