【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第15節・東京V戦vol.4~「今の新潟は本当に厄介だ」
激しい点の取り合いになった第15節・東京V戦。前半と後半でガラッと流れが変わるエキサイティングな攻防の末、しっかり勝ち切ったところに、成岡翔さんはチームの成長を感じ取ります。
■点が入りそうな雰囲気だからこそ
――4ゴールは、いずれもすばらしいものでした。
「試合が始まるとすぐに、点が入る雰囲気がプンプンしていましたからね。ゴールは時間の問題というくらい、前半の新潟はとてもいい状態で攻めていました。
例えば1点目。舞行龍から内側にポジションを取っていた藤原奏哉選手にスパッとパスが入り、うまく基点を作ってサイドに展開しました。ゴール前に入っていく人数も掛けられていたし、松田詠太郎選手が駆け引きする間に、ヨシ(高木善朗選手)があの位置に入っていく時間を、うまく作り出せたと思います。松田選手のクロスに対して、ヨシが触らなくても、その後ろには谷口海斗選手が準備していました。“1点入れば、次々入りそうだな”というところで決まった、重要なゴールでした」
――善朗選手のシュートのアイディアも新鮮でした。ボールを受けて、時計回りに反転して左足で股下を狙う。いったい、いつアイディアが浮かんだのかという思いです。
「マイナスのクロスになった時点で、あのイメージだったんじゃないでしょうか。クロスを右足でコントロールしなきゃいけないし、相手DFとも近い距離でした。それだけに、相手は足を出してくるはずだと思ったでしょう。それで股下を狙ったのでは。それにしても判断が早かったし、的確でしたね」
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