ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田生命J2第10節vsファジアーノ岡山~「勝ち得た1ポイントと、得られた気づき」


■明治安田生命J2第10節/△1-1岡山
■キックオフ/4月17日(日)14:03
■場所/シティライトスタジアム
■入場者数/5,471人
■天候/晴、気温/20.7℃、湿度/20%

【メンバー】
[新潟]4-2-3-1:GK1小島亨介、DF32長谷川巧(71分OUT)、50田上大地、35千葉和彦(75分OUT)、31堀米悠斗、MF8高宇洋、20島田譲、33高木善朗(85分OUT)、13伊藤涼太郎(46*分OUT)、10本間至恩(85分OUT)、FW7谷口海斗、SUB GK21阿部航斗、DF25藤原奏哉(71分IN)、5舞行龍ジェームズ(75分IN)、MF14三戸舜介(85分IN)、17イッペイ・シノヅカ(85分IN)、22松田詠太郎(46*分IN)、FW28矢村健、監督:松橋力蔵

[岡山]4-2-1-3:GK13金山隼樹、DF24成瀬竣平、5柳育崇、23ヨルディ・バイス、41徳元悠平、MF8ステファン・ムーク(79分OUT)、27河井陽介(88分OUT)、6喜山康平、19木村太哉、FW39白井陽斗(66分OUT)、15ミッチェル・デューク(88分OUT)、SUB GK35堀田大暉、DF16河野諒祐、4濱田水輝、MF14田中雄大(66分IN)、26本山遥(88分IN)、FW20川本梨誉(79分IN)、7チアゴ・アウベス(88分IN)、監督:木山隆之

[審判]主審:川俣秀、副審:西村幹也、若槻直輝、第4の審判員:向井修也

【得点者】〈新潟〉谷口海斗(12分)、〈岡山〉ミッチェル・デューク(29分)

【警告】〈新潟〉なし、〈岡山〉柳育崇(45+1分、反スポーツ的行為)、喜山康平(54分、ラフプレー)

【退場】〈新潟〉なし、〈岡山〉なし

【SUMMARY】
序盤、岡山のプレスをいなし、ボールを動かす新潟。12分、DF堀米の縦パスを受けたMF島田が、寄せられながらも的確な浮き球パスを最終ラインの背後に落とし、受けたMF本間が左サイドを突破。柔らかいクロスから、ファーで谷口がヘディングで合わせて先制する。谷口は3試合連続ゴールとした。

しかし、徐々に豪代表FWミッチェル・デュークがボールを収める高い能力を発揮し始め、形勢が変わる。いずれもGK小島がセーブしたものの、27分にデュークのヘディングシュート、28分に左から抜け出したMF木村のシュートと連続でゴールに迫られる。すると29分、DFヨルディ・バイスのフィードを新潟最終ラインのギャップで受けたデュークに決められ、同点に。

岡山にスタイルを発揮され、ペースをつかめない中、33分、40分にもデュークに決定機。だが33分のヘディングシュートは小島のファインセーブ、40分のピンチはシュートミスに救われた。

後半も52分にCKから連続で危険なシュートを放たれるが、またも小島が立ちふさがる。なかなかチャンスを作れなかった新潟だが、61分、DF堀米、MF高もペナルティエリア内に入り、厚みのある攻撃を仕掛ける。しかし体を張った守備に阻まれた。逆に82分、途中出場の川本に背後に抜け出されたが、ここも小島が好セーブでゴールを守った。

3本対12本というシュートが表すように、今季最も苦しんだゲームは1-1の引き分けに。しのいで勝点1を積み上げた。順位は6位に後退した。

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