【頼もう、感想戦!feat.成岡翔】~明治安田J2第41節・琉球戦vol.5~「グッと乗り越えるパワーを持とう!」
結果こそ1-1の引き分けでしたが、互いに持ち味を出し合い、見ごたえのあった第41節・琉球戦を成岡翔さんと語り尽くします。合わせて今季の振り返りも。アルベルト監督によってもたらされたこのスタイルを、さらに追及し、極めて欲しいと翔さんも熱望しています!!
■今日も勝ちますけど、何か?
――今回の「頼もう、感想戦!」では、第41節・琉球戦と今シーズンを振り返ってきました。琉球戦で最も良かった選手は?
「三戸舜介選手ですね。プレーを見ていて、本当に楽しかった攻撃ではどんどん仕掛けるし、守備ではボールを奪い切ろうとしていたし、攻守にわたって自分の良さを出そうとアグレッシブでした。19歳でしょ、まだ。すばらしいですよね。どこから加入したんですか?」
――福島のJFAアカデミーです。船越優蔵さん(現U-18日本代表監督)の教え子ですよ。
「そうか。もしかすると、高校時代の三戸選手のプレーを見ているかもしれないです。去年だったかな。ちょうど俺が静岡に帰っているときに、藤枝東高校のグラウンドでJFAアカデミー福島が試合をしていたんですよ。優蔵さんにも久しぶりに会って。きっと、そのときに三戸選手もいたんだろうな。これからが楽しみな1人ですよね」
――それで今シーズンのMVPとなると…。
「高木善朗選手です。彼しかいないですね」
――そうなりますよね。
「チームの中心であり、しかもシーズンを通してけがなく出続けましたからね。
プレーを見ていて感じるのは、とにかく気が利く選手だ、ということです。ボールを触る回数も多い。トップ下というのは、少しでもさぼったり試合の流れが分かっていないと、なかなかボールが触れないポジションなんです。でも高木選手は、よく顔を出すし、あれだけファウルされながらもしっかりボールに触っている。得点数、アシスト数。MVPは善朗選手です!」
――J2ベストイレブンがあったら、絶対に入りますね。
「間違いないです」
(残り 1939文字/全文: 2772文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ