ニイガタフットボールプレス

【監督コメント】~明治安田J2第37節・ジュビロ磐田戦~

■明治安田生命J2第37節/●0-1磐田
■キックオフ/11月3日(水・祝)14:03キックオフ
■場所/デンカビッグスワンスタジアム

【得点者】〈新潟〉なし、〈磐田〉ルキアン(64分)

アルベルト監督コメント

「この2年の選手たちの成長に喜びを感じる」

「今日の試合は、前半と後半とを分けて振り返る必要はない。90分を通して、われわれは試合を支配できていた。

ジュビロには明確な武器が3つあると思う。一つは、1人1人の驚異的なフィジカルコンディション。二つ目に、そのフィジカルが生かされるセットプレー。そしてカウンターアタックだ。彼らは、それらの武器を生かして勝つことを目指しているのではないか。

一方、われわれは別のスタイルでプレーし、勝利を目指している。今日は19歳の2人(三戸舜介、小見洋太)を先発で起用し、戦いに挑んだ。彼らとともにチームはすばらしいプレーを表現し、試合を支配できていた。シュートチャンスもジュビロ以上にわれわれが作っていたのではないか。

ただ、今季を通じて抱えているゴール前の決定力不足という課題が出た。ゴール前のプレーは勝敗を左右する。

サッカーにおいて試合の結果が重要なことは私も理解している。だが、結果と同じだけ重要なものが含まれていると思っている。われわれが表現しているスタイルは選手、特に若手の成長をうながすと私は考えているし、私の国(スペイン)でも考えられている。この2シーズン、選手たちは順調に成長している。私は、私の選手たちを誇りに思うし、成長に喜びを感じている。

一方で、監督として結果の責任を負わなければならない。今季、J1に昇格できなかった責任を感じると同時に、クラブの経営規模が結果に影響を及ぼすということを、今日の試合でも感じた。

私のチームはこの2試合、サッカーをプレーする喜びを表現できているし、このまま最後まで選手たちには続けてもらいたい。残り5試合、チームが喜びとともに良いサッカーを表現してくれることを、私個人としても、監督としても願っている」

reported by 大中祐二

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