ニイガタフットボールプレス

【頼もう、感想戦!feat.小川佳純】~第23節・京都サンガ~vol.1「ズミさん流の選手の育て方」

勝てば得失点差でJ1昇格圏内に再浮上する京都戦は、予想通り激戦となり、1-1で引き分けました。改善すべき部分、継続・発展させたい部分がたくさん見えた第23節を、サンガスタジアムまで足を運んで観戦した小川佳純さんと語り尽くします。1回目は本題の京都戦に入る前に、監督を務めるFCティアモ枚方における、ズミさん流の選手の育て方についてお届けします。

■長所と短所をどう扱う?

――京都対新潟は、サンガスタジアムでご覧になったんですよね。

「はい。メインスタンドの、やや京都よりの席から見ました」

――そして翌日のJFL、FCティアモ枚方の試合(第17節いわきFC戦)は中止に。

「雷の影響で試合の途中で中止になりました」

――雷は仕方ないですね。

「雨は降っていなかったんですけど、とにかく雷がひどくて。先制して、そのあと19分に、中断したんですよ。いったんは再開したんですが、雷がやまなくて中止しました」(再試合の日程は現時点で未定)

――京都戦の話をうかがう前に、ティアモの話を少し聞かせていただけますか? 7月2日にMF新井晴樹選手がJ1のセレッソ大阪に期限付きで移籍することが発表されました。大卒1年目のルーキーが、JFLからいきなりJ1のクラブへステップアップするという、インパクトのあるニュースでした。

「5月の終わりにセレッソとトレーニングマッチをやって、そのときの彼のプレーの印象が強かったらしく。今回の移籍につながりました。

新井選手はスピードがあってドリブルに特徴のある選手で、スピードだけでいったら永井謙佑選手(FC東京)くらいの抜群のものがあるんですよ」

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