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【第38節・栃木戦コメント】アルベルト監督コメント「疲れているときこそ、賢く戦わなければ」

■明治安田生命J2第38節/△2-2栃木
■キックオフ/12月2日(水)19:03キックオフ
■場所/デンカビッグスワンスタジアム

【得点者】〈新潟〉13中島元彦(41分)、8シルビーニョ(90分)、〈栃木〉29矢野貴章(47分)、18森俊貴(51分)

アルベルト監督

「疲れているときこそ、賢く戦わなければ」

「まず前半の15分ほどは栃木が前から良いプレスを掛けてきました。彼らは良いコンディションで、良いスタートを切った。我々はその時間を乗り越え、良い形で打開できるようになりました。栃木のハイプレスを打開し、前半の途中からチャンスをつくり始め、そして得点もできました。

後半は最悪のスタートになりました。フィジカルコンディションが良くないこともあり、集中が切れて良いスタートが切れませんでした。選手たちにも言いましたが、疲れているときこそ賢くプレーしなければならない。それができませんでした。

選手を交代させながら、同点、さらに逆転を目指して攻め続けました。結果的に逆転できませんでしたが、引き分けたことは大事なポイントです。前半は及第点といえるプレー内容でした。後半は戦術的なこと以上に、逆転されてから選手たちは魂とともにプレーした。そこは評価できます」

――試合終了後、GK藤田和輝選手にアドバイスされていましたが。

「彼は若い、とても伸びしろのある、将来有望な選手です。だからこそ、試合の流れをしっかり読まなければならない。後半、同点とされたあとに相手が勢いよく前から来ていたのであれば、ショートパスではなくもう少しロングボールを使う必要があった。

それから逆転されてからは、負けているわけだからもっとすばやくプレーしなければならなかった。若い選手を育成するという意味で、戦術的な改善点を彼に話しました。

彼はプロになったばかりで、成長をうながすためのアドバイスです」

reported by 大中祐二

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