ニイガタフットボールプレス

【2020年のre:start】~19年12月編/8番目に読まれた記事~

リーグが中断して2カ月。2度目のプレシーズンのようです。そこで、いま一度、2020年のチームへの期待値に注目! 昨年12月から今年2月まで、月ごとに記事のビューワー数を集計、カウントダウンしていくことで、読者のみなさんが新チームにどのような関心を持っていたのかを探ります。

■弱点に正面から向き合う

2019年12月
10位/【2年前、彼らのドイツ修学旅行】~引率のウチさん&クロさんが語る本間至恩選手&岡本將成選手②~(12月4日掲載)
9位/【インタビュー】~cmパスを操る男、秋山裕紀~(その2)(12月10日掲載)
8位/【インタビュー】~cmパスを操る男、秋山裕紀~(その1)(12月9日掲載)
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守備に関して、『あの選手、足が遅いけど、試合になるとそれを感じさせないよね』と思われるような選手にならないといけない。それは、高校のときから言われていました。だから守備の部分はキャンプから意識して取り組んできたし、プロになって、改めて大事だと感じています。

9位に続き、8位も高精度のパスで勝負する新鋭ボランチインタビューに。昨年12月、8番目に多く読まれた記事は、9日に掲載した秋山裕紀選手インタビューの1回目です。

前橋育英高校から加入し、プロ1年目のシーズン序盤に監督が交代するという、大きな出来事がありました。変化の中で、秋山選手が心掛け続けたのが、自分のウイークポイントである守備の向上に努めることでした。

決して足が速いわけでも、フィジカルが強いわけでもない自分が、どのように良い守備をするのか。プロとなった今も、進むべき方向を教えてくれるのが高校時代の教えであると、秋山選手はこのインタビューで答えてくれています。

今シーズン、新たにアルベルト監督が就任し、チームが目指すサッカーは、攻守においてさらにソリッドなものへと進化しつつあります。

ハイテンポなボール回しで対戦相手を飲み込むことを目指す2020年のチーム。その中心に立ち、正確なパスでリズムを刻み続けるためには、守備で果たす役割も欠かせません。特に、攻撃から守備、守備から攻撃に切り替わる局面でのポジショニングが、チームとしてピンチを防ぎ、攻める時間を伸ばすカギになります。

チームの活動が休止している今、秋山選手は映像を見ることなどによってプレーのイメージを膨らませ、自身のサッカー観を深めているに違いありません。チームが再集合し、トレーニングが再開されたならば、パスはもちろん、ポジショニングにも大いに注目したいと思います。

reported by 大中祐二

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