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第45回多摩川クラシコを前に佐藤恵允選手、伊藤達哉選手が出席しての合同記者会見を開催【ニュース】【#無料公開】

3月29日に行われる第45回多摩川クラシコを前に、3月26日に味の素スタジアムにて合同記者会見が開催された。

出席したのはFC東京が佐藤恵允選手で、フロンターレは伊藤達哉選手だった。
また両クラブのマスコットも出席した。

会見の冒頭であいさつした佐藤選手は昨年の屈辱的な結果を持ち出し、雪辱を果たしたいと宣言。

「去年の多摩川クラシコで、両方とも3対0で敗れているという結果があるので、今年は自分がしっかり活躍して、3対0で勝ってやろうと思っています」

一方の伊藤選手は「自分たちはこれから7連戦とその後のACL、サウジがあるので、まずは1発目、FC東京とのダービーをしっかり制して、そのままの勢いで今後の連戦、ACLに向かっていきたいなと考えているので、この大事な一戦で勝ちたいと思います」と意気込んでいた。

なお、お互いの印象についての質問に対し、回答した佐藤選手が「伊藤選手のプレーはドイツでも映像で見ていましたし、また自分と違った縦の推進力だったり、キレキレなドリブルとか緩急のドリブル、すごい自分とは違ってすごい上手い選手だなという印象で見ていました」と伊藤選手を褒めつつ「ただ、自分のウリも縦への推進力だったり、ドリブルのところであるので。そこはもしかしたら試合でマッチアップすることがあるかもしれませんけど、そこでは自分のスピードでちぎって、そのままゴールにつなげたいと思っています」と発言。これを引き受けた司会が一言「バチリ(バチバチな雰囲気が)始めてる感もありますが」と口にすると、伊藤選手が「バチってましたか?(笑)」と苦笑いしつつ、次のように述べている。

「佐藤選手の特徴というか、やっぱりパワーとスピード、あるなとは見てて思っていますし、こないだの、ボールとアシストした、Jリーグの試合を見ててもカウンターを武器に、あんだけしっかりトップスピードで絡んでこられたら、やっぱり相手としては難しいので。そういうところがすごいなって思っていますしこなだいも最後、PKをもらって。やっぱあの試合、あれPKをもらわなかったら、結構嫌な感じだったと思うので。そういうのも大事だと思いますし嫌だなと思います」

そしてさらに「ボールを持ったところとか、最後のクロスに、得点に絡むところっていうので自分は勝負をしたいので。そこでは勝って、FC東京との試合でも、ゴールとアシストの結果で、チームの勝利に貢献したいなと思います」とチームの勝利に言及していた。

それぞれ、自チームの選手で気をつけるべき選手についての質問が出たが佐藤選手は橋本拳人選手の名前を上げていた。

「中盤の選手で橋本拳人選手。近くでボールを持っていたら気づいたらボール無くなってるので。それぐらいボール奪取能力に長けてて、それプラス攻撃のセンスもあるので、そこは要注意です」

一方、伊藤選手が上げたのは大島僚太選手で「気をつけてどうにかなる選手ではないですが、気を付けた方がいいと思います(笑)」と次のように注意を促していた。

「いろんな選手がいるんですけど、中盤の選手を上げたので。大島僚太選手。今季、ACL上海申花戦でしか僕はまだ一緒にプレーしてないんですけど、やっぱりもう、リョウタくんがいるだけで、ちょっとまた違った攻撃の形というか、主導権が握れるので。気をつけてどうにかなる選手ではないですが、気を付けた方がいいと思います(笑)」


その後、マスコットも登場。お互いに必勝を期して会見は終了した。

(取材・文・写真/江藤高志)

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