「川崎フットボールアディクト」

野田裕人「迷わず『行くぞ!』って言われるぐらいまで、やらないといけないですね」/ACLE2024/25 MD8 vsCCM【コラム】

これまでのサッカー人生を振り返り「今までアップした中で、一番準備したかもしれません」と苦笑いするのは野田裕人だ。

ACLEセントラルコースト・マリナーズ戦にて初めてベンチ入りした野田は、アップを命じられた時、出場をアピールすべく猛烈に準備したのだという。その効果が出たのか、一度は交代出場を命じられている。85分のこと。3枚替えが準備されていたが、そこでベンチが気がつく。交代枠が無くなっていることにだ。

フロンターレは66分に2枚。75分に1枚の交代枠を使っており、ベンチに残されていた交代枠は2枚だった。この場面、結局のところパトリッキ・ヴェロンと山田新が指名され、野田の出番は見送られることになった。野田にとってデビューに最も近づいた瞬間だったが、その受け止めは前向きだ。

「そこでもう迷わず『行くぞ!』って言われるぐらいまで、やらないといけないですね」としつつ「すごくいい経験ができました。名前を呼ばれて、本当に出る直前まで経験できたので。ポジティブに捉えてます」と話していた。

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