「川崎フットボールアディクト」

練習初日のミーティングで長谷部茂利監督が伝えていたこと【コラム】

■継続と修正

長谷部茂利監督の就任初年度ということで1月7日の始動日の練習前に少し長めのミーティングが行われている。この中で語られていたのが、継続すべき点としての得点力と、修正すべき点としての守備面だった。

長谷部茂利監督「クラブのフィロソフィーというものを大事にしながら、それをまずは体現していく、プレーしていくことが大事です」【麻生レポート】

昨季の66得点については広島の72点に次ぐリーグ2位の記録で、こちらは改善しつつ継続させていきたいところ。「去年と一緒じゃなくて、それより取ろうっていう話はしてました」とミーティングを振り返る佐々木旭は、その一方で失点の多さを指摘されたと話す。

昨季の失点数は57に上っており、リーグワースト7位の記録だった。長谷部監督は選手たちに、この失点数を20点ほど減らそうと伝えている。ちなみに20点減の37失点は、昨季の記録で言うと失点数36点の神戸に次ぐリーグ4位の数字で、1試合あたりの失点数は1点を切る水準の数字だ。

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