鬼木達監督、フロンターレを振り返る言葉は「楽しかった!」/12月2日の練習レポート【麻生レポート】
12月2日の練習が一般公開された。今季最後の公開練習になったが、ここ数年では試合2日前の練習公開が異例で、かつ公開の発表が直前だったこともあり、練習見学のサポーターの数はそこまで多くはなかった。そういう意味では見学できたサポーターは幸運だったと言えるのかもしれない。
そんな練習は30分ほどのミーティングの後にスタート。開始から30分ほどで東京V戦出場メンバーが別メニュー組に移動して調整に入った。
それ以外のメンバーは守備陣と攻撃陣に別れ、クリア練習とシュート練習に打ち込んだ。
また、全体練習の最後はミニゲームで締められた。
なお、脇坂泰斗が部分合流。経過は良さそうで表情も明るかった。
また別メニュー調整中の大島僚太はピッチでの調整後、サポーターに対応していた。
大島僚太「(ファンサービスについて)昔は外国から来ているという人もたまにいたりしたので。それを逃すとかわいそうだなということもあったので」【コラム】
そんな練習終了後、最後まで一人ひとりに丁寧にサインしていたのが鬼木達監督。その鬼木監督に最後にサインを書いてもらっていたのが白川大夏さん。鬼木監督に色紙にフロンターレでの日々についての感想を書いてほしいと要望すると、書き込まれたのは「楽しかった!」との言葉。今季は辛いシーズンになったが、それでもフロンターレでの日々を「楽しかった!」と前向きに捉えてくれていたことを喜んでいた。
鬼木監督と共に戦えるのはあと2試合。「最後までサポートしたいと思います」と白川さん。ACLEの山東戦も鬼木監督と共に勝利を喜んでほしいと思う。
(取材・文・写真/江藤高志)