神田奏真のベンチ入りは?東京Vの勝負強さにいかにして対抗するか。厳しい遠征を経たメンバー編成が気になるところ/J1 第37節 vs東京V【プレビュー】
■神田奏真への評価
鬼木達監督は、神田奏真に得点力を求めていた。
神田はアウェイのブリーラム戦、三浦颯太が先制点を決める直前にベンチに呼ばれ、チームメイトからの激励を受けつつ準備を進めていた。結果的に79分に三浦が均衡を破り、神田の出番は一旦先送りになったが、鬼木監督が得点が必要な場面で神田を選択したのは事実だった。
「本当に今、トレーニングの中からどんどんどんどん良くなってきたのも分かっていましたし。あとは、練習終わってからシュート練習なんかも、右足でも左足でも頭でも。そういう意味でいうと、万能ですし。人と違うパワーも持っていますし」
そう神田の成長ぶりを説明する鬼木監督は「(U-19日本代表として)メキシコに行って帰ってきてから、そんなに多くは見れなかったですけど。ただ、その中でも一瞬一瞬の輝きはあった」のだと発言。その結果として「使おうかなという決断に値する仕事をしていた」と述べている。
当初、アディショナルタイムを含めると「10分以上ある時間帯で使おうかなっていうのも思ってました」と話す鬼木監督は、そうなるに至る神田の前日練習の様子を説明している。
「前日練習でトップチームの方に入ったのが少し、びっくりしてたぐらいの感じだとは思うんですけども。ただ、本番になったらもうスイッチがぐっと。もう1段上がったような感じがあったので」
ちなみに「前線の選手が少なかったというのも、もしかしたら彼にとっては良かったのかもしれない」と話しつつも「その条件だけでは僕は使わないので。そういう意味では基準を少しずつ超えてきたかなと思ってます」と述べている。
その神田がこの東京V戦にベンチ入りできるのかどうか。
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