緩かった上海海港の隙を見逃さなかった高い強度と決定力。後半の反撃を1点に抑え連敗ストップ/ACLE2024/25 MD4 vs上海海港【レポート】
ACLE2024/25 MD4
11月5日(火)(19:00KICKOFF/U等々力/11,757人)
川崎 3 – 1 上海海港
■受けずに、前から
サッカーは相手あっての競技だということで手放しでは喜べないのだが、それにしても良かった。
試合後の会見で鬼木達監督は「すごくうれしかったです。やはり結果の世界なので、退任を発表したあとに勝てないというのは自分も心苦しいというか、熱量をもってやっていても勝てない試合が続いてしまっていたので、そこで本当に今日の勝利というのは非常にうれしく思っています」と振り返っている。
そんな試合は万全ではない上海海港に対し前半からフロンターレが襲いかかる展開に。意表を突く遠野大弥と家長昭博のサイドハーフ起用や、フロンターレ加入後2シーズン目にして、初めて2トップの一角として瀬川祐輔を先発させた布陣で臨んだ前半。フロンターレが上海海港を圧倒した。
「ここ最近は前半の立ち上がりがあんまり良くなかったので。チーム全体として、受けずに、自分たちから前に前にという意味では良かったと思います」
そう話す遠野大弥は上海海港にベストメンバーで戦えない事情はあるにせよ「相手よりかはやっぱり自分たちの部分で、本当にそういう隙を逃さなかった結果が、(前半の)3-0に繋がっているので。チーム全体としてそこは良かったと思っています」と胸を張った。
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