「川崎フットボールアディクト」

負傷の大島僚太と出場停止と連戦を想定しつつ、勝利を目指す一戦に/J1 第32節 vs新潟【プレビュー】

■チーム編成の難しさ

負傷のため、アウェイの名古屋戦で途中交代を余儀なくされた大島僚太について、鬼木達監督が説明をした。

「少し難しい状況かなとは思っています」と話し始めた鬼木監督は、「まだ正確なところまでははっきりしてないですけども、今日の時点(25日)ではやっぱり、トレーニングしてないので」とのことで、検査が終わっていないようだが少なくともこの新潟戦には間に合わなさそう。新潟戦については、ファンウェルメスケルケン際も出場停止。そうした背景を踏まえつつ、鬼木監督はそれ以外の選手にも多少の難しさがあると口にする。

「それ以外の選手も少し疲れがあったりとか、いろいろ傷んでいる部分もありますので。全選手のコンディションを見ながらというところになると思います」

そう選手のコンディションについて言及する鬼木監督ではあるが、ここからの連戦を念頭に「居る選手で何をやっていけるか」にフォーカスしつつ「いろんな大会」に向け「総力戦という意味では、ある意味、第1歩というふうに思って戦っていきたいなと思っています」と今後の戦いも視野に入れていた。

総力戦の第1歩というのは、ここから連戦が始まるということ。名古屋戦からこの新潟戦までは中4日だがこの試合を起点とした5試合はいずれも中3日での連戦となる。すなわちACLのホーム光州戦、アウェイの町田戦、ルヴァンカップ準決勝第1戦のアウェイ新潟戦、そしてルヴァン杯準決勝第2戦のホーム新潟戦だ。

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