「川崎フットボールアディクト」

蔚山現代との対戦でACLエリートが開幕。最終ラインの顔ぶれやいかに/ACLE2024/25 MD1 vs蔚山現代【プレビュー】

■新大会のACLエリート

ACLがフォーマットを変えて、ACLエリート2024/25としてリスタートする。その第一回大会の出場権を手にしたフロンターレは、第1節で蔚山現代と対戦することとなった。

ACLについては以前からアジア全域を東西に分割してきたが新大会もそれは継続。Jリーグが所属する東地区はJリーグからの3クラブを含む12クラブがエントリーしており、いわゆる予選リーグにあたるリーグステージでは各チームそれぞれ8クラブと対戦することに。なお、今大会は従来のホーム・アンド・アウェイ方式ではなく、スイス方式と呼ばれる対戦方法が採用されており、同一チームとの対戦は1度きりということになる。

リーグステージでの順位付けは、1)勝ち点の合計、2)得失点差、3)総得点数、4)勝利数、5)4までの条件を適用しても順位が同じ場合で、リーグステージ最終戦で対戦している場合はPK戦で決着。6)リーグステージで受けたイエローカードとレッドカードの数によって計算したスコア、7)抽選となっており、上位8クラブがR16に進出することに。

なお、リーグステージでは自国チームとの対戦が回避されるため、ほぼ対戦相手が決まってくるというレギュレーションや、どの相手とホームで戦うのか、アウェイへの遠征が必要なのかが変わってくるということで、若干の戸惑いを感じながらのリーグステージとなる。

そんなスイス方式での大会について鬼木監督は「基本的にはまずは勝つことが全てかなと思っています」と回答。実際のところ勝ち続けさえすればラウンド16には進出できる。ただ、強豪クラブが集まる大会ということで、色々な想定は怠っていないようだ。

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