「川崎フットボールアディクト」

決めきれなかった前半と、歯車が狂った後半の連続失点/J1 第27節 vs横浜FM【レポート】

J1 第27節
8月17日(土)19:04KICKOFF/U等々力/22,850人)
川崎 1 – 3 横浜FM

■意見が分かれる前半

佐々木旭は前半を振り返り「握られてる感覚でしたね、ぼくは」との印象を持ったという。

「カウンターで何本か、チャンスありましたけど、ビルドアップで、後からというのはあんまり。相手の方が握ってたのかなと。分からないですけど、俺の感覚はそっちかなと」

実際に飲水タイムに入るまではかなり横浜FMに握られていたが、松原健を大島僚太がケアするようになってからは試合は落ち着きを取り戻し決定機も作れるようになっている。ある程度握る時間を作ったとは言え、佐々木にしてみれば高井幸大と共に、中央でボールを引き出すアンデルソン・ロペスに対応。さらに、ポジションを変えて動き回る西村拓真、左右のサイドからはエウベル、ヤン・マテウスが襲いかかってくるのだから気が抜けなかったのは間違いない。

佐々木はハーフタイムにはチーム全体が「疲弊している感じはあった」とも述べており、押し込まれ続けていた印象を持っていたようだ。

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