「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督が語る復調の背景。握る時間を長くして4連勝へ/J1 第27節 vs横浜FM【プレビュー】

■復調

フロンターレが調子を取り戻しつつある。

厳しい戦いを勝利で終えた柏戦に引き続き、神戸戦で今季初の連勝を飾り、さらにFC東京戦も勝利して3連勝。この間3試合連続で3得点中と試合内容も良くなりつつある。

少々時間は掛かったが、チームを立て直した形の鬼木監督は「自分の中ではやっぱりこうなるまでは、ちょっとやっぱりいろんな試合を落としているという思いが強い」と悔しそう。その一方で、シーズン中に今季は「思ったより時間がかかるかな、というのは感覚的にはあった」のだと明かす。

そもそも鬼木監督は「シーズン最初、一番最初は本当にもう、タイミングさえあればどんどん行きそうだなという感じもあって」と、手応えは悪くなかったという。

そんなシーズンが暗転したきっかけの一つがACLの敗戦で、そこから悪いことが続いたと鬼木監督。

「やっぱりACLで負けたりとか、あとはその後、リーグでちょっと勝てなかったりした時、プラスやっぱりケガ人がバタバタと出たタイミングで、少し後ろに安定感がなくなってから、攻撃のバランスも少し難しくなったり」

また、フォーメーションを変更し、チームがよくなりかけたタイミングでの三浦颯太の負傷離脱も痛かったと明かす。

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